網膜色素変性症の進行-40代ー

前半
30代後半と変わりなく、コンタクトレンズをしていればしっかり見えていた。
スキーやスノボ、バスケなど運動も問題なくできていた。

半ば
駅のホームや建物内の柱とか角に良くぶつかるようになった。
この頃には視野がかなり狭くなっていたと思われる。
暗い所ではほとんど見えず、明るい所は見えたが所々欠けている部分があり、本などの文章を読むときは左右の文字が見えない状態だった。
車の運転にはかなり気を使っていた。
徐々に進行している自覚があった。
視力は矯正で0.6程度。

後半
ある日、視界が白っぽくぼやけて細かいモザイクのフィルターがかかったようになり、眼科に行くと色素変性がかなり進行して白内障も併発していると言われた。
白内障はこの病気と併発し易いらしい。
検査の結果、視野がほとんど無く、視能率は3%(通常の人に比べて97%欠けた状態)だった。
白内障の手術を受けて、手元にピントが合うようなレンズを入れた。

視力は矯正で0.4程度。
ここで障害者手帳(2級)を取得。